
退職というのは人生において大きな決断のひとつです。
だから安易な理由で退職代行を利用すべきではありません。
でも、パワハラやモラハラなどで心と体が悲鳴を上げているのに、退職したいと言えない人が多く存在していることも確かです。
また退職代行の利用を検討しているけど、ネガティブなイメージがあり、利用することに罪悪感を持っている人が少なくありません。
そのような方は、以下をお読みください。
退職代行を使うことに抵抗のある方へ

退職代行を利用してみたいけど、なんだか後ろめたいような気持ちがあります…

そう思ってしまうのは仕方ありません。
退職代行は、ここ数年で世間に浸透してきたサービスです。
最近は「事情があるなら仕方ない」と理解を示す人もかなり増えてきています。
以下のようにSNSで影響力のある著名なインフルエンサーも退職代行を利用することを擁護しています。
もう一つ、退職代行について興味深い解説がありました。

こちらの動画で岡田斗司夫さんが解説しているとおり、古今東西で感情トラブルを解決するために権力者や上流階級の人がエージェントを利用するのは当たり前だったのです。
それが現在、退職に特化した退職代行業社というエージェントとして、一般の人でも利用しやすい金額で普及してきただけ、とのことです。
特に若い人は大人と比べると人生経験が少ないので、他人との感情トラブルを避けてしまうのは、ごく当たり前の判断だとおっしゃっています。
さらに今はZ世代など若い人たちが退職代行を使うイメージがありますが、これからは退職代行がコモディティ化(一般化)されて世代関係なく利用されるという風に解説されています。
このように退職代行のことを否定をせず、当たり前のことだと肯定していました。

昔は退職代行などありませんでしたので、ある日突然、社員やアルバイトが来なくなることがよくありました。
いわゆるバックレというやつですが、そんなことをするよりは退職代行を利用して正式に退職した方が良いです。
離職票がなければ雇用保険の受給はできません。
退職代行業者は離職票などの退職に必要な書類をあなたの元へ送付する手続きをしてくれます。
退職代行を利用すべきケース
退職代行を利用する理由として「入社前に聞かされていた業務内容と違った」が、とても多いです。
また、退職したいと伝えても認めてくれないとか、いつも不機嫌そうで退職を言える雰囲気ではないとかもあります。

本音を隠して空気を読むのが得意な日本人ならではの状況ですね。
それくらいだったらともかく、ブラック企業に勤めている人には、このように悲惨な状況に追いやられた人が、世の中には無数にいるのです。

同僚や上司からの酷い暴言で心を病んでしまった…

勤務先で陰湿なイジメを受けて毎朝会社へ行くのが苦しい…
たくさん給料を貰っているのならともかく、こんな酷い扱いを受けてまで、会社にいる理由はありませんよね。
ここまで来てしまうと、会社側とまともなコミュニケーションはとれません。

私は過去に退職したくても、社長や上司に「辞めたい」の一言が言い出せなくて、精神的に病んでしまった人をたくさん見てきました。
そんな人たちの共通する特徴は、みんな真面目で良い人なんです。
おそらく、退職=悪いこと、と家庭や教育で刷り込まれてきたのでしょう。
そして他人からそんな目で見られるのが堪らなく嫌だったのでしょう。
だから、これを読んでくださった方にはそうなって欲しくありません。

仕事の本質は人を喜ばせることです。
そのような扱いを受けた人は、人を喜ばせる仕事はできません。
その職場に居続けることで、あなたの人生の貴重な時間は無駄になってしまいます。
アルバイトでも正社員でも労働者は法律で守られています。
法律が味方だから、恐れることはありません。
だから退職という権利を正当に利用すべきではないでしょうか?
その退職をする権利をあなたに代わって行使してくれるのが、退職代行サービスです。
悪質で意地悪な会社への退職連絡を代行してくれて、あなたを苦しい状況から解放してくれるでしょう。
人生には失敗はつきものです。
そこは、あなたが本来居るべき場所ではなかった。
だから居心地が悪いのです。
そこに留まっていることは正しいことではありません。
まずはその場所から出て、あなたが居るべき場所を再び目指せば良いのです。
悪い縁を切り心機一転、新しい生活をスタートさせましょう!
なお退職代行を利用すると、どこの退職代行を利用しても確実に退職することは可能です。
だから、当サイトでは利用者の負担が少しでも軽くなるよう安い順番にランキング表を作っていますが、退職した後に給与や退職金を振り込んでくれないとか、離職票を出してくれないなど、露骨な嫌がらせをしてくる会社がいます。
そんな退職代行対策も弁護士に依頼すると万全に退職することができますので、以下のページで紹介しています。